前半は2グループに分かれて課題曲の練習です。
3声組はパヴァーヌ以降の速い曲をゆっくりテンポでじっくりさらいました。
後半は6声のW.BYRD Pavan&Galliard。小気味よい演奏にはほど遠く(^^;; この手の曲を私たちが出来るようになる日は来るのでしょうか?!
7人揃ったので、まずは2-5に分かれてのレッスン。
5声組はWilliam Lawes Set in a minerよりFantasia。有名曲だし、ロウズだし難しいかとおもいきや、実際弾いてみると何とかなりそうだ。やっぱりロウズは面白い!
後半は3-4に分かれて、3声組は課題のM.Locke Suite No.6 inF。今回でどの位のテンポでいくか固まったので、あとはどうブラッシュアップしていくかです。
集まったのは4人。課題の曲ができないので、持ち寄ったもので初見大会となりました。 いつも指摘される事ですが、あえてマイナスポイントを並べてみる(^^;;
- 皆のテンポ感がまちまちなので、縦の線が揃わない。そしてだんだん遅くなる。(先に出るパートの音を聞いて入る箇所で、前の人が遅くなると次の人はそれに合わせざるを得ず、度重なるごとにどんどん遅くなっていく。特に付点のリズムで長い方を伸ばしすぎるのか、短い音符の入りが遅れる事が多い。)
- しっかり拍を数えていないために、長い休符の後入りを間違えてずれる。
- 初見のせいかおそるおそる弾くため、拍の頭がしっかり聞こえず合わせにくい。もっとアグレッシブにいっていいのでは。音は間違えても、リズムが合っていれば曲は通るものです(^^;;
3人だったそうで、パーセルの3声のファンタジアにじっくり取り組んだとの事です。
5人集まって、今日は初見お遊び大会となりました。
やった曲:Johan Blow(1648-1708)Salvator mundi、Claudio Merulo da Correggio(1533-1604) Madrigal :Punge L'ape
amorosa、Claude Le June(1528-1600)Missa ad Placitumよりkyrie、William Byrd FANTASIA
a5(途中譜面が欠けていたので初めの4ページのみ)、ホルボーンのパヴァーヌ&ガイヤルドを全集より数曲
当たり曲(^^;; はサルバトール・ムンディでリコーダー用の譜面をオクターブ下げてやったのですが、ガンバでやってもなかなか面白かったです。少し前に話題になったダ・ヴィンチの絵と同じタイトルが目についたので選んでみたのですが、元は声楽曲のようです。 バードの曲も途中譜面が無くて消化不良だったので、家にあるCDを聴き直してみたのですが、とても響きがきれいで聞き惚れました。バードはリズムも面白いのに、私たちがやるとうまくはまらなくて、一体感に欠けるのですよね(^^;;
6人だったので、2人と4人に分かれて、4声は、H.Purcell Fantasia No.5をやりました。前回レッスンのNo.6以上に予想外の音が頻発して難しかったです。後半Brisk以降は、各パートに出てくるモチーフとなるフレーズの切れ目と、それに沿った弓使いを決めて練習していきました。(とても初見では弾けない)
後半は久々の6声で、W.Byrd PavanとGalliardを初めて合わせました。皆がリズムを正確に軽やかに弾けないと様にならないです。(前途多難(^^;;
J.Jenkins Fantasia No.3はしっかり数えて入りを間違えなければ、まだ何とかなりそうな感触でした。
コンソートを始める前に、拍の表裏を意識(特に裏拍)して弾く訓練をしました。
今日は4人だったので、臨時曲としてH.Purcell Fantasia No.6をやりました。終止、フレーズの切れ目、拍の表裏に注意しながら進めましたが、ものすごく取組甲斐のある曲でした。
個人レッスンの覚え書き
キーワード“hang:掛ける、つるす、垂らす、下げるの意”
弓の弦とのコンタクトを表現するのに“hang”という言葉が使われました。肘の重みで弦にしっかり圧力をかけることで、楽器を最大限に鳴らす。弓も先だけではなく、全体を使う。特に弓の根元側は心臓に近いのでハートのこもった音になる(らしい)。
コンソートでの注意点
とにかくしっかりカウントする。そしてカウントは皆で共有する。
拍の表裏を意識する。タイでつながった音を伸ばしている間に表拍が来る時はふくらませる。表拍は休符で裏拍から弾き始める時はそれを意識した音にする。
6人だったので、前半は3人×3人に分かれて、後半は6声のJenkins Fantasia No3を集中して練習しました。
じっくりさらっていくと、難しいと思えた曲も構造が見えてきて楽しくなります。ゆっくりテンポだと縦を合わせるのが難しいので、初めのうちはやや早めのテンポできっちりリズムで合わせていくほうがよさそうです。
コンソートは新曲のお試しだったので、個人レッスンでのボウイングの注意点をメモ。
UP:弓を持った右腕は肘から重力で下に落ちる。その自然な動きだけで鳴らす。押さない、余計な力をかけない。
鳴らした後、何もしないと弓は下に落ちてしまうが、落ちないよう方向を定め、スピードに制御をかけることで長い音になる。
DOWN:音のお終い、弦の上に弓先が残っている時、手はOpen状態になっており、音を止めた後さらに手のひら側が上を向くにつれて弓も上に持ち上がることになる。
引き続き新曲に取り組んでいます。
今回の注意点:終止を意識して一旦終わらせてから次ぎのフレーズを始める。細かい音符の場合、全てを一生懸命に弾くのではなく表・裏の拍、主となる音とつなぎの音に差をつける。
発表会が終わったので次のサイクルに向けて新しい曲に取り組みます。
新曲を合わせる時には、だらだらと続けて弾かないで、切れ目になる箇所を見つけて、その区間を繰り返し弾いて曲に慣れる(覚える)。ずれたり、変な響きだと思ったらすぐに止めてやり直す。といった事を実践しました。
5声:ダウランド2曲は、どんなテンポでもまとめられるように仕上がってきてはいますが、ちょうどいいテンポに嵌った時はとても気持ちよく弾けるので、曲の頭からこのテンポが決まるようになればいいな、と思います。
3声:ウィルビーの2曲はパート譜に変えたら格段に弾きやすくなりました。スコアだと今弾いている部分を他パートも含めて縦に一小節単位でしか見えてなかったのが、パート譜だと次の展開も見据えて流れを感じながらつかめる気がします。また、スコアを見ない方が他パートの音が耳に入ってくる感じです。目より耳を頼りにしている?!
5声:ダウランドLachrimae Verae 美しい音を出す事に細心の注意を払って弾く事を心がけること
3声:ウィルビーの2曲 フレーズの始まりは集中力を持って凝縮されたような弱音で始め、フレーズの終わりは音を収めて終止感を出すこと
2グループに分かれて発表会に向けての練習をしました。今日の課題は1月上旬に練習したのと同じ事。出来た!と思っても数ヶ月後には忘れている事も多いので後退しないように楽譜に逐一書き込んでおかないと、と思いました。
2グループに分かれて発表会に向けての練習をしました。
5声:ダウランド The Earle of Essex
Galiard 前回も言われたことですが、2分音符をしっかり拍分伸ばすよう注意されました。後はなかなかテンポが定まらず、数小節進んだところで皆のテンポ感が一致する感じなので(特にラクリメの出だし)最初から気持を合わせていきたいです。
2グループに分かれて発表会に向けての練習をしました。
一応出来上がったので、後はどう色をつけていくかという段階となりました。自分のパートをどのように弾くかを考えておいて、練習時には他のパートとどのように絡んでいくか色々試して、完成度を高めていきたいと思います。
2グループに分かれて発表会に向けての練習をしました。
5声:ダウランド Lachrimae Verae 臨時記号で意外な(?)音を出す人は、それと意識して響かせること
The Earle of Essex
Galiard 長い音符は途中で音が切れないようにしっかり拍分伸ばすこと [2分音符+4分音符]、[付点2分音符+4分音符]の場合、後ろの短いほうの音は裏拍なので出過ぎないように、2拍子系・3拍子系の入れ替わりは拍の表裏を強調して差をつけて、リズムが交錯する面白さを出すこと
3声:ウィルビーの2曲 フレーズの切れ目では一旦終わらせたら、一呼吸してから次のフレーズを始める
突然短調に変わる部分は、意識して気分を変えて弾くこと