今回も4人だったので4声の曲をやりました。
前半は、前回もやったFourteen Elizabethan
Dancesより、1曲目のパヴァーヌと2曲目のガリヤルドを合わせました。ガリヤルドでは拍感を出すために、表の拍では全弓いっぱい使って弓を止めないで離す、裏拍では弓を半分位戻して軽く弾く練習をしました。次の4曲目(だったかな?)の初めて合わせたパヴァーヌでは、和声の進行を意識するために、1拍目、2拍目、3拍目それぞれの和音を確認しながら、合わせていきました。
後半はCarmina Heft2という歌の曲のなかから、Frischund frolich wolln wir
leben他、3曲位やってみましたが、個人的には曲想がつかめず、よくわかりませんでした(^^;;
ところで、今日のコンソートは許可をもらえたので28階の展望室でやりました。日当たりが良くてぽかぽかの中、目の前には、海と島々が広がる素晴らしいシチュエーションでした。弾くのに疲れたらソファに伸びて休息しつつ、夕日が沈む頃まで練習しました。そりゃぁもう、気持ちよかったです。
4声の曲をいろいろ合わせてみました。
前半は、作者不詳の14世紀イギリスの舞曲集より、14曲中5曲ほどやってみました。この舞曲集の1番のパヴァーヌは、山口のグループの12月の演奏会で最初に弾く曲だそうです。
後半は、FerraboscoのFantasia No.13(初めての曲)をやってみました。前半にやった舞曲に比べると、ぐっと複雑になって合わせるのが難しくなります。でも、曲自体が今ひとつかな、という印象でした。次にやったNo.10のほうが、だんぜん良い曲だと思います。こっちは、時間切れ&みんな疲れてしまって(^_^;) 途中までしかできませんでした。残念!
5人だったので、ダウランドのラクリメをやりました。
始めに、Lachrimae Tristesを軽く合わせて、次にLachrimae Coactaeを少しずつ練習していきました。
本日、注意されたこと
- きれいな音をだすために:弓にかけるプレッシャーは強すぎないように。圧力をかけて大きな音をだそうとしても、案外出ていないもの。それよりは、楽器を響かせるようなボウインングを心がける。
- みんなで合わせるために:弓のスピードを皆で揃える。また、1、2、3、4…と拍を数えて弾くのではなく(=拍の中に、音符をあてはめて弾くのではなく)横に流れるように旋律を歌うように弾きながら、他のパートの音をよく聴くことで合わせる。旋律を歌わせるためには、この曲の場合、8分音符を直前の付点4分音符に付随するものとしてとらえ、柔らかく弾くこと。
なんと、2ヶ月半ぶりのコンソートです。あまりに久しぶりで、今まで何の曲をやっていたか忘れてしまっていましたが、とりあえず5声の曲ということでダウランドのLachrimae
Tristesをやってみました。合わせてみると、伸びに伸びて(^_^;)、終わりまで辿り着くのに5分位かかったのではないでしょうか。この曲、そこそこ仕上がっていたと思っていたのに、しばらく合わせていないとやっぱりダメなんですね。
次にイザークのMarian Motet〜Resina caeli
laetare〜をやりました。この曲もず〜っと前に合わせたはずですが、まったく記憶になく初見の感覚でした。うまく弾ければ、和声がとてもきれいな曲のはずです(^_^;)。パート譜だったし、途中何小節も休みが入るので、怪しくなり、止まりそうになりましたが、最後の和音だけは外さない、という訳で、最後の終止の和音だけはとてもきれいに弾けていたと思います。
後半は、4人になったので、またもやCoperarioのFantasiaをやりました。
久々に6人全員が揃いました。来年春の演奏会(できるのか!?)に向けて、プログラムの最初と最後は6声の曲で締めようという訳で、まず新曲を合わせてみました。William
ByrdのPavanとGalliardです。
譜面はそんなに難しそうに見えないのですが、合わせてみると混沌としていて何だこれは!状態でした(^_^;) フレーズの終わりは音をおさめる、8分音符、16分音符は拍にきっちりはめる、付点のついた音符はたっぷり弾く、ということを注意されて、少しずつ合わせていくとやっと曲が見えてきました。
Galliardは、パートそれぞれにテーマが反復されていくので、その引継ぎを意識しながら、また、付点音符の弾き方を皆が揃えるように云われました。どちらの曲も縦の線を合わせるのがとても難しそうです。
次にOrland GibbonsのTWO FANTASIASをやりました。バードの曲よりは、こちらのほうが弾きやすそうです。休符さえしっかりカウントしていれば、何となく合ったような気分になりましたし。
後半は、以前やったことのあるLupoのFantasy Meyer No.1を合わせました。ずいぶん久しぶりに弾いたので忘れていましたが、やっぱりこれは良い曲だと思いました。もう1曲Martin PiersonのFantaziaは、時間切れでできなくて残念でした。
結局3人になってしまいました。
最初に、Easy Fantasieという曲集の中からThomas
MorleyのFantasieをやることにしましたが、上2声はバス・ガンバでは弾けません。そこで、私がTrに初挑戦!即席編成で取り組みました。
曲が易しくてTnが主体の曲だったので何とか通りましたが、Trはよれよれでした(^_^;) 楽器が構えられないのですよ。弾きながら、最適の位置を探りつつ、下がっていく楽器を左手で押し上げてました。疲れました(^_^;)
(追記:今はアルトを弾いていますが、楽器を左手で支えてはダメです!これはバスでも一緒ですが、楽器がすっぽ収まるように足の形を作って、両手を離しても大丈夫なようにしなくては。小さい楽器の場合は、力を入れなくても膝の間を狭く保てるように自分の体型にあった姿勢を見つけること。)
続いて、Matthew
LockeのFantazieとSarabandをTrは他の方にお願いして、下2声はバスで弾くことにしました。やっぱりロックの曲はかっこいいです。そうこうしているうちに、1人増えて、やっと4声の曲ができるようになったので、いつものPurcellのFantasiaをやりました。
慣れた曲だと、パートとメンバーが替わっても何とかなるようで、途中誤魔化しつつも、ラストはちゃんと辻褄を合わせることができました(^_^;)
今日は5人だったので、5声の新曲を2曲やりました。
前半は william WhiteのFantasia No.1(Tr, Tr, Tn, B,
B)。ニ長調の明るい響きで、途中2声、3声に分かれての呼応があったりと、今までやっていた曲とは少し趣向が変わっていて面白かったです。
よりすっきり、きれいに聞こえるようにと注意されたことは、フレーズの終わりの音をおさめて、次から始まるフレーズに受け渡すということです。フレーズの終わりの音が大きいと、次のフレーズの始まりが聞こえず、掛け合いがはっきりしなくなるからです。具体的にどうするかというと、最後の音の途中からディミヌエンドして、弓を置いたまま音を消すのだそうです。弓を離してしまうと、響きが残って鳴っている状態になってしまうので要注意です。
後半、Carlo GesualdoのSe Per Lieve Feritaをやりました。Whiteの清澄な曲に比べるとかなり複雑で、今自分が弾いているパートがずれないで合っているのかどうか、しっかりカウントしてもらっていなかったら、確信が持てなかったと思います(^_^;) 時間切れで、前半部分までしかできなくて残念でした。
今日は4人だったので、パーセルのFantasia 31.August
1680をやりました。何度もやってきて、やっと曲づくりに入れるようになった感じです。少しテンポを上げても弾けるようになったので、フレーズ感が出てきて音楽らしくなってきたと思うのですが、いかがでしょう?もうちょっと練習すれば、人前で演奏できるようになるかも?!です。
後半は、忘れないようにということで、CoperarioのFantasiaを復習しました。 きれいなメロディーに引きずられて、弾きすぎて、ずるずると重くなりがちなので、冒頭一人なのをいいことに、いつもより速めに軽めに弾き始めさせてもらいましたが、どうだったでしょう? 少し速めのほうが、前半の歌っぽい旋律が生きてくるような気がするのですが、後半が大変ですよね(^_^;)
5人集まりました。前半は、ホルボーンで初見大会。
41. Pavan
48. Galliard
49. Pavanna: Ploravit
50. Galliard: Sic semper soleo をやりました。
注意されたことは、主に動きのある細かい音符についてですが、
- 急がないように、落ち着いてたっぷり弾く
- 拍を合わせるのは当然だが、その拍の中で各々がニュアンスを出す
- 中指をしっかり使って、表拍、裏拍で襞を出す
- きれいな音を出すためには力を抜く
それにしても、今日やったホルーンの4曲はどうもピンとこないというか、あんまりいい曲だとは 思えませんでした(^_^;;)
後半は、5声の手頃な曲が無くて(本日の編成はTr, Tn, Bs, Bs, Bsでしたが、一般的にTr, Tr, Tn, Tn, Bsの曲が多い)捜しに捜して、G.P.da
PalestrinaのMotets; Osculetur
meをやりました。付点音符の音型が何度も出てくるのですが、長い音はたっぷり弾いて山をつくったらディミヌエンドして、次の短い音をそっと弾くようにして、その弾き方を皆が揃えるという点を注意されました。
この曲は、和声がきれいで弾いてて面白いのですが、旋律が覚えにくくてよくわかりませんでした(^_^;)
ラスト30分で4人になったので、Tr, Bs, Bs, Bsの編成で前回もやったパーセルのFantasia 31.August 1680をやりました。臨時記号がバシバシ出てきて、現代音楽みたいだとか、訳のわからない曲だとか(^_^;)の声もありましたが、そこがいいんです!いい曲だと思うんですが… コンソートの曲もいろいろやりましたが、弾いてる時の楽しさはパーセルがNo.1と思います。(私だけ?)
今日も4人だったので、前半は前回もやったパーセルのFantasia 31.August 1680をやりました。
後半は、CoperarioのFantasiaとフェラボスコⅡのFantasiaを復習しました。
今日は4人でしたが、all パーセルの日となりました。
前半は、「真夏の夜の夢」よりPrelude, overture, Prelude, Entry Dance,
Chaconneの5曲をやってみました。弦楽4部の楽譜なのでボウイングは記譜とは逆にしつつ、パート譜での初見大会だったので緊張しました。日頃やっているコンソートのポリフォニックな曲に比べると単純明快な譜面なのですが、どうも弾きづらかったです。
でもこれらの曲、プレリュードとか特に、「妖精の女王」の中でトラヴェルソやファゴットが加わって颯爽と飛ばすようなイメージがあったので、ガンバでよたよたとやるのは、ちょっと違和感ありました。曲が明るくてまぶしすぎます(^_^;)
後半は、パーセルの4声のガンバ用のFantasia 31.August 1680をやりました。前半の曲とは書法も違うし、とても同じ人が作ったとは思えない渋い曲でした。でも、弾いてて面白いのは断然こちらです。一筋縄ではいかない和声の進行がスリリングです。半音ちがうだけで、陰が陽に、陽が陰に変わる微妙さ加減がたまりません。楽しかったです。
今日の前半は5人だったので、5声のホルボーンの曲をやることにしました。今までやったことのない曲にしよう、という訳で全集の1番目、2番目の曲をやりましたが、実は弾いたことを忘れるくらい、ずっと前にやったことのある曲でした。Pavan Bona SperanzaとGalliard The tears of Musesです。
後半は4人になったので、CoperarioのFantasiaとフェラボスコⅡのFantasiaを練習しました。
今日は5人集まったので、久々にダウランドの5声の曲をやりました。
1曲目は、No.15 M.Giles Hobies Galiard。
前々から思っていたのですが、ダウランドの5声の曲の4番パート(時に3番パート)は、リズム的に他パートに茶々をいれているようで面白いです。この曲にも、4番パートにリズム的にポイントとなる箇所がありまして、難しかったです。(5小節目の頭の部分ですね。)弱拍が強く出過ぎないようにボウイングを考え、前の音にはNをつけ、入りは他のパートが入るのを聴いてから、ということを注意されました。
2曲目は、No.17 The Earle of Essex Galiafe。
どのパートもリズムが複雑、というか拍の取り方が交錯して楽しかったです。付点のリズムが沢山出てきますが、ことさらはずんで弾かなくても、レガート気味でも大丈夫。拍を深めにとる気持ちで、響きのある音で弾きましょう、ということでした。
3曲目は、ラクリメの5番Lachrimae Coactae。2回通りくらい繰り返すと、なんとなくまとまりました。先生にしっかり拍をとっていただいたお陰かも。(2曲目のガリアルドなんか特に)指揮無しで、自分たちだけでも、この位まとまるようになればいいのですが…課題ですね。
今日も4人だったので、このところ取り組んでいるCoperarioのFantasiaとフェラボスコⅡのFantasiaを練習しました。
どちらの曲も、後半がむずかしくなるので各パートに出てくるテーマを意識しながら、主に後半を練習しました。レパートリーに加えられるようになればいいですね。
今回も4人だったので4声の曲をやりました。
前半はGiovanni
CoperarioのFantasia(前回やったNo.20の曲)に取り組みました。各パートに現れるテーマをまず1本ずつ弾いて確認してから、その部分を浮き立たせるように、他のパートは控えめに弾くということをやってみました。そのおかげで、曲の構造が見えてきて、たくさんあった音の交通整理(^_^;)ができたように思います。
後半は、フェラボスコⅡのFantasia(前回やりかけたのとは別のNo.21)をやりました。50小節目以降の付点四分音符と16分音符が頻発する部分を重点的に練習しました。長い音符は弓をたくさん使ってたっぷり弾く、その後の短い音は大きく出過ぎないように中指を伸ばして軽く弾く、というのが課題だったのですが、弓をたくさん使った直後の音を制御するのが難しいです。
家に帰ってきてから、この曲のCDを聴いてみました。もう、夢のようにきれいな曲でした。特に、例の50小節目以降の2声になる部分は、漂うように弾かれていて、ため息ものの美しさでした。16分音符の2つ目の音など、かなり抑えめですが、ちゃんと聞こえる!何でこんなに軽やかに弾けるんでしょう?すごいなぁ。
今日は4人集まったので4声の曲をやりました。
ジェンキンズのFantasy No.5とGiovanni
CoperarioのFantasia(新曲です)どちらもきれいな曲で、何となく形になって、弾いてて楽しかったです。初見大会で終わらせてしまうのはもったいないので、また機会があったらやりましょう!
もう1曲フェラボスコⅡのFantasiaもやりかけたのですが、うまくゆかなくて曲が面白くないということで途中でやめてしまいました。実はこの曲のCDを持っているのですが、私はすごく好きな曲だったりします(^_^;) いつかまた、取り上げてくださいね。
前半は6声のLupoのFantasyをやりました。今日はとにかく通せるようにしましょう、ということで難しい箇所を何度もやってみました。『終止形が出てきたらそれを意識して音を収めるように』、『後半、動きが出てくる部分からはキビキビ弾くように』などということを注意されました。
後半はPiersonのFantaziaを合わせました。自分が注意された箇所しか覚えていませんが(^_^;)、『7小節目の次の新しいフレーズが始まる直前のG音は収める』、『バスパートで動きが出てくる箇所はもやもやとならないように、くっきりと弾く』、『間に休符が挟まる直前の音は、次のパートに受け渡すように弾く』等々云われました。
いつまでも、ゆっくりしたテンポで弾いていては速く弾けるようにならないので、今日は早めのテンポで通してみましたが、まぁ、何とかなりました。次回は速いパッセージをもっときれいに弾く練習をしましょう、ということでした。
雪のちらつく寒い日でしたが、4人集まりました。
あまりに寒かったので、まずは、ぜんざいを戴いて(とれぶるさん、ご馳走さまでした!)体を温めてから、練習に入りました。
4人集まったのが久々だったので、さて、何の曲をやろうか?ということになり、昔やった楽譜を引っぱり出して、久々にMille
regretzをやってみました。譜面は簡単なのですが、4人それぞれのテンポ感が違うので、なかなかうまく合いません。歌いすぎるとずるずると遅くなってしまうので、踊りのパヴァーヌのテンポで、ということで、さらりと弾くようにすると何となくまとまったので、次の曲へ。
パーセルのファンタジアをやってみましたが、楽器編成に無理があるということで挫折。
次にジェンキンズのパヴァーヌD minor。以前練習していた時と担当パートが違っていましたが、何度も合わせた曲なので、弾いているうちに何となく思い出してきました。
続いて、同じくジェンキンズのパヴァーヌE
minor。これは、後半4分音符が続く箇所がうまくいかなくて苦労していた曲です。4分音符を1拍に数えて、なめらかに弾くようにすると、前半部分との違和感もなくなり、最初から通して続けられるようになりました。あの頃から比べると進歩したものだ、とみんなで自画自賛してました(^_^;)
休憩をはさんで、最後にルポのファンタジアをやりました。譜面づらは難しそうですが、わかりやすい曲だったので合わせやすかったです。最初から、止まらずに最後まで通せましたし。
本日の収穫は、ジェンキンズのパヴァーヌE minorにもうちょっと練習すれば、出来るメドが立ったということでしょうか。