ぷふぁいふぁーさんが、新しい楽器を持って久しぶりに参加してくださり、6声のLUPOのFantasy a 6をやりました。今日は、終止の部分を何度も練習しましたが、終わりから2小節目はバス2本は3、4拍目まで十分な音量でしっかりのばしておく、最終小節の伸ばす音は3拍目まではふくらませてから最後そっと終わる、ということを云われました。
それから、基礎練習について。楽器を目覚めさせるためのウォーミングアップとして、最低弦から半音階で、全弓を使って上がって1弦のオクターブ上のDまで行ったところで、下がるを2往復位するとよいそうです。
また、左手の指の感覚を覚えるための練習として、2弦だったら
A-0, b-1, h-2, c-3,//b-1, h-2, c-3, c#-4,//ポジション移動して
h-1, c-2,c#-3, d-4, ポジション移動してc-1,c#-2, d-3, d#-4,……という練習をするとよいそうです。(数字は指の番号です。)
休息後は、5声のダウランドのラクリメの5番Lachrimae
Coactaeを合わせました。今日は、アーティキレーションをはっきり出すということで、バスパートに先生に加わってもらいリズムをくっきりと示してもらうと、他パートもすごく弾きやすかったです。
人に合わせようとするのではなく、自分のパートの主張すべきところはしっかり弾く。また、動きの細かいところでテンポを乱さない(=急がない)を実践すると、演奏も見違えるように生き生きしたものになってきたような気がします。人に合わせて弾いているとどうしても、引きずられてずるずると遅くなっていくばかりなので、もっと各パートが積極的に弾いていいということですね。ただし、リズミックに弾くのはいいけれど、音が荒くならないようにということは注意されました。ともあれ、今日のダウランドはアンサンブルをやった!という充実感がありました。楽しかったです。
久々に6人全員揃ったので6声の曲ができました。
LUPOのFantasy a 6とMartin PiersonのFantazia a 6です。
本日の注意事項
:長く伸ばす音符は、伸ばしている間にも拍感を出すように。短い音符は、ただ平板に弾くだけでは走りがちになるので、中指をしっかり使って歌わせること。
4声の曲をやりました。
前半は、COLMANのThe Four-part Airs in CのAluaine1, The Scotch Tune16, Almaine17の3曲。
後半は、ジェンキンズのFantasiaの中からNO.4。譜面づらはむずかしそうですが、ちゃんとパート練習をすれば何とかなりそうです。最後の1回は、途中怪しい箇所もありましたが、何とか持ち直して通すことができました。
前半は、ダウランドのラクリメの5番Lachrimae Coactaeを合わせました。
後半は4人になったのでジェンキンズのFantasiaの中からNo.17、それから頭(と指?)の体操ということで、難しそうなNo.15に挑戦してみました。ゆっくり合わせたので、何とか最後まで辿り着きましたが疲れたので、最後にやさしい曲をということで、懐かしのPavan
D minorをやって終わりにしました。
4人で4声のジェンキンズのFantasia3番を1回通したところで5人に増えたのでホルボーンの39Pavan、40Galliardをやりました。
休息後は、ダウランドのラクリメの5番(やっと次に進みました)Lachrimae Coactaeを合わせました。タイトルの意味が話題に上ったので、調べておきました。
1. 昔の涙(Lachrimae Antiquae)
2. 新・昔の涙(Lachrimae Antiquae Nouae)
3. ため息の涙(Lachrimae Gementes)
4. 悲しみの涙(Lachrimae Tristes)
5. 集められた涙(Lachrimae Coactae)
6. 愛する者の涙(Lachrimae Amantis)
7. 真実の涙(Lachrimae Verae)
とりあえず3人集まったところで、Lockeの組曲を合わせているうちに5人揃ったので、ホルボーンのPavan: Bona Spezanza, Galliard: The tears of the Musesをやりました。
4人になってからは、ジェンキンズのFantasia5番、10番に取り組みました。息を抜けるところが無いので疲れましたが楽しかったです。昔、Pavanをやっていた頃とくらべると、だいぶ進歩したものです。
また3人でしたので、手持ちの3声の曲を全部やってみました。
LUPOのFantasie、BASSANOのFantasia、TOMKINSのFantasia、SUSATOのDueil,double
dueilの4曲です。
本日の収穫はTOMKINSのFantasiaです。楽譜は、かなり前にもらっていたようですが、見た目が難しそうなので敬遠していたのか、昔ちょっと合わせてみてうまくいかなくて放っておかれたのか(^_^;
合わせてみると面白かったです。また機会があったらやりましょう!
LUPOのFantasieも気持ち良く弾けました。今までで一番うまくいったかも…です。そして、最後は恒例の楽器交替、パート交替をして遊びました。
3人だったので、レッスンは休みにして3声の曲でパートを入れ替わったりしながら遊びました。
Matthew Locke“Six Suites for Three Viols”Suite No.1のFantazie
Gibbons “3-part Fantasies”のFantasiaの1曲目
どちらの曲も弾き甲斐があって楽しいひとときを過ごしました。
初め4人で、LupoのFANTASIAを39小節目までやったところで、5人に増えたので5声の課題曲となっているラクリメの4番Tristesをやりました。人やパートが多少入れ替わっても何となくまとまるようになったので、そろそろ次の5番に進んでもいいのではないでしょうか?!
その後は気分を変えてホルボーンの31.Pavan The Funerals, 32.Galliard, 1.Pavan Bona Speranza,
65.Heigh ho holiday, 59.Almaine The Choiseを合わせました。
ちょっと話題に上ったダウランドとホルボーンの生年ですが、ダウランド(1563-1626)、ホルボーン(1545?-1602)でした。ちなみにバード(1543-1623)、フェラボスコ(2世のほう)(1575-1628)でありました!
今日は5人集まったので、久しぶりにラクリメの4番をやりました。何度もやった曲なので何回か弾くうちに、なんとなくまとまるようになりました。以前に比べて、風通しが良くなったというか、内声部の動きがよく聞こえるようになった気がします。この曲の場合特にテンポが遅いので、タテの動きがずれないようにするためには、他のパートの音をよく聞いて、腹の底から深く拍を感じるように、ということでした。
休息後は、Dances from the court of King Christian Ⅳから、1曲目のMelchior BorchgrevinchのPaduannaを練習しました。
4人集まったので、William Byrdの4声のFantasia No.4、No.5をやりました。No.4はパート練習をしつつ、じっくり取り組んだのでなんとなく纏まるようになりました。なかなかいい曲でした。
音色を作るのは右手なので、ボウイングに注意しながらきれいに弾くこと、しばしば出てくるシンコペーションのリズムでは、拍の頭のUPの音を大事にすることを注意されました。また、パート譜で弾いていて、互いにずれないようにするには、音を伸ばしているときにも拍を感じているように、ということでした。
No.5のほうは、2度ほど合わせてみましたが混沌としていて(^_^;)どんな曲なのかよくわからなかったです。
3人集まったので、3声のMatthew Locke“Six Suites for Three Viols”をやってみました。Suite No.1のFantazieとCourantに集中して練習しましたが、楽しかったです。なかなか3声の手頃な曲が無くて今までLupoのFantasieばかりやってましたが(^_^;) これからは、3人の時はこの曲ができますね。 特にバスパートの進行のカッコいいことといったら! 次に練習する機会があったら今度はバスパートを弾きたい!! 2番目のパートはたまに高い音も出てきますが、バスガンバでも充分弾けます。
6人集まったので、6声のPiersonのAllmaine7とFantazia6をやりました。今日は総譜を見ながら合わせたので、他のパートがどんなことをやっているのか目で確認できて、こんな曲だったのか…と目から鱗状態でした。弾いたパートが違ったせいもあるかもしれませんが、全く違う曲のように新鮮でした。
八分音符の動きが全員で揃うようにするために、まずは倍くらいのゆっくりしたテンポで何度も合わせてみました。うまくいかない箇所はとにかく、ゆっくり弾いて合わせられるようにする、というのはどの曲をやるにしても鉄則ですね。
今日は、I氏が遊びにみえたのでトレブルパートをお願いして、4声の曲をやることにしました。が、なかなか手頃な曲が無くて、ずっと前にちょっと合わせてみたことのあるRoreのQual e piu grand' o Amore、Come havran fin、LupoのFantasiaをやりました。
1人増えてからは、5声の曲ということでホルボーン全集の1番Pavan:Bona Speranza、2番のGalliard、11番のPavan、12番のGalliardをやりました。11、12番は初めて合わせた曲でしたが何となく形になりました。やっぱりホルボーンは弾きやすいです。
トレブル1、テノール1、バス3の編成で5声の曲をやりました。
始めにダウランドのラクリメの4番を合わせましたが、今日はなぜか各パートの音がよく聞こえました。今まで音がたくさんあって厚いベールに包まれていたのが、見通しが良くなったような感じです。以前と何がどう違っていたのでしょうか?!
休息後は、Dances from the court of King Christian IVの4曲Thomas SimpsonのPaduanna, Couranta、Melchior BorchgrevinchのPaduanna, Galliardを一通りやってみて、取り組みやすそうなGalliardを練習しました。
トレブル1、テノール1、バス2、Gバス1の編成で5声の曲をやりました。
始めにダウランドのラクリメの4番をやってみました。久々に、しかも以前と違うパートでやったせいか、最初はぐちゃぐちゃ(^_^; でしたが何度か合わせるうちに、なんとかまとまってきました。
後半は、ホルボーンのパヴァーヌ、ガリヤルドを各種、5曲くらいあわせました。
最近やっていた、ルポとかフェラボスコに比べると、ずっとシンプルで素直な曲のように思えました。軽く合わせて楽しむにはぴったりです。
今日は4人だったので、トレブル1、テノール1、バス2の編成で4声の曲をやりました。
最初に、Fourteen Elizabethan
Dancesの中からパヴァーンとガリヤルドを、曲自体は易しいので音楽的にツメていきましょうということでこの2曲に集中しました。〈た〜ん・たん・たん〉の3拍目は短く、4拍目はさらに軽くそっと、という基本のリズムでパヴァーヌらしさを出すというのは、何とかできるようになりましたが、和声の透明感が今ひとつ、と云われました。個人的には、特に最後から2小節目とかの(出席した人にしかわからないですね(^_^;)、この時代特有の音の綾が好きなのですが、きれいに響かせられるようになったらいいですね。
次のガリヤルドは、①フレーズの終わり2小節前に出てくる下3パートのヘミオラを意識すること、②曲の冒頭は Π│VΠΠ│
の弓使いでしっかり弾いて、│たーん・たん・たーん・たん│(│VΠVΠ│
)のダウンの部分は弱く軽く弾くようにと云われたことが記憶に残っています。
この後、新曲をやりました。Ferrabosco2世のFantasia
No.10です。初めて弾いてみた時は、混沌とした印象だったのですが、各パートに繰り返しあらわれてくるフレーズを受け渡しを意識しながら少しずつ合わせていくと、曲の構造が見えてきて楽しくなってきました。
家に帰ってから、CDエスペリオンⅩⅩⅠ《ALFONSO FERRABOSCO The Younger -Consort
Musie to the Viols in 4,5 & 6
Parts-》を聴きました。こっちの演奏は、幽玄の世界というか、中空に音が漂うような雰囲気です。後半付点のリズムが出てくる辺りは、前半とは打って変わってさらに軽くリズミックに演奏していました。
トレブル2、テノール2、バス2の編成でThomas LUPO のFantasy Mayer No.1をやりました。
休みの人が声に出してカウントしながらやったせいか通るようになりました。何度かやるうちに、曲を覚えてくるので、ズレても修正がきくようになったし、パート譜でやるのもスリリングで面白いと感じられるようになったのは、進歩した証拠か?!
本日の教訓:動きのあるパートを弾いている人は(休みだったり、伸ばしだったりする人にも拍がわかりやすいように)、拍感を持って、テンポを乱さないように弾きましょう!
でした。
今日は、ちょっと成果があがったような気分なのですが、次のレッスンでは6人揃わないので、見て貰えないのが少し残念です。
最初に6声でThomas LUPO のFantasy Mayer No.1をやりました。上手に弾けばきれいな曲なのでしょうが、今ひとつ曲想がつかみにくかったです。──それにしてもこの曲のTenorパートをバスで弾くのは苦しかったです(^_^;)
後半は、以前にやったMartin PiersonのFantaziaとAllmaine2曲でした。このFantaziaはなかなかいい曲だし、弾いてて楽しいし、ちゃんと仕上げたいものです。
本日は3人でスタート。3声の曲は、あまり楽譜が無いので取りあえず、お馴染みのLupoのFantasie、それからBassanoのFantasiaをやりました。
間もなく1人増えたので、4声のCARMINA─Germanica et Gauica─というのを始めてみました。歌詞はついていませんでしたが歌の曲のようです。頭から3曲くらい、何となく通してみたのですが……どうも面白くありません(^^;) どの曲も似通っていて、編曲が単純なので弾いていて楽しくないのですよね。ここで一旦休憩にしました。
休憩後は、COLMANのThe Four-part Airsを3曲ほどやりました。でも、この曲は前回やったトレブル2、テノール1、バス1でやるのがベストですね。今日はパルドゥシュ1、トレブル1、バス2の編成だったのですが、前ほどうまくいかなかったような気がします。
前半は5人だったので、トレブル2、テノール2、バス1、Gバス1の編成でW.Haiteのニ長調のファンタジアをやりました。
後半は1人増えたので6声のMartin PiersonのAllmaineを2曲、Fantaziaをやりました。次回から6人以上揃った時は、この曲をやるそうなので練習しておきましょう!ということです。
4人集まったので、久々に4声の曲をということで、Colmanをやってみました。
パート譜でしたが、曲想がつかみやすかったので初見でも楽しめる曲でした。合間に4声のジェンキンズのファンタジアに挑戦してみたのですが、こっちはうまくいかなくて、またColmanの曲に戻りました。何となくできたら、次の曲にどんどん進んで、結局5時半過ぎまで弾いていました。