やっと7人そろったので、7声のVerdelot "Beata es Virgo Maria"をやりました。総譜だと譜めくりが大変なのでパート譜でやったところ、こちらのほうがうまくいきました。他パートを聴いて拍をとらないと合わせられないので、より集中せざるを得ないせいでしょうか。

4声の3・4曲目をやりました。だいたいできるようになったので、久しぶりに1・2曲目のををしました。もうこの4曲は大丈夫ですよね?!

前半はローレの残り2曲の合わせをしました。前2回の自主練習の成果か、曲が易しかったお陰か、まあ何とかなりそうです。

後半7声をやってみましたが、各々のテンポ感がばらばらでリズムが不正確なので先生のカウント無しでは進まない状態でした。3月までにまとまるんでしょうか?!

今回も5人だったので、4声の後半2曲の復習から始めました。続けて同じ曲をやると前回の記憶が残っているせいか前よりうまく合わせられるようになりました。ローレの4曲は次回レッスンに向けて予習と復習ができた!かな。

5人集まったので4声の残り2曲の予習をしました。先にやった4曲めのIo canterei d'amorは聞いたことのあるわかりやすいメロディーなので合わせやすかったです。(が、あまりうまくはできなかった)これも詩はペトラルカで英訳はこちらにありました。 こちらから英語対訳へのリンク


3曲めのNon gemme, non fin' oroも4曲めと似た感じのマドリガルですが、詩はローレ自身?英訳は見つけられなかったのですが、YouTubeに音源があるので発音は予習できますね。

コンソートは久々に7人揃ったので、7声Philippe Verdelot(1480 to 1485–1530 to 1540) Two Motets "Beata es Virgo Maria"の前半までと4声の2曲を復習しました。

個人レッスンではスタカートをやりました。
注意点は、音を出したらすぐに減速して、中指を使ってNをつけるとのこと。(早い曲だと減速している暇がないのはどうしたら?)弓の根元でDown、弓先でUpになる時は根元で弾く音が大きく重くなりがちなので、表拍のUpの音のほうを意識して弾くようにし、拍感が損なわれないようにすること。

5人集まったので4声の復習をしました。Antiquaさんの指導によりSignor mio caroはそこそこいい感じにできるようになりました。2曲めのCarità di signoreは後半が時間切れで駆け足になってしまいましたが、前半はじっくり取り組んだのでまとまりつつあります。

子音・母音を意識したボウイングの復習をしました。母音でのポイントは、腕だけで弾き、息を漏らさない感じにすること。
メッサ・ディ・ヴォーチェも復習しました。ディミヌエンド時は弓の圧力・スピードを減速させていき、音の終わりには響きを残さないこと。

曲のほうはCarità di signoreを最後まで通せました!

前回の歌に即したボウイングの復習をしました。
まずは母音=アエイオウを意識して音の立ち上がりにプレッシャーをかけない。続いて子音=サセシソスのつもりで、音を出す瞬間に軽くプレッシャーをかける。パペピポプのつもりで、弓のスピードをやや早めに。ガゲギゴグのつもりで、ガリッと鳴るくらい強くプレッシャーをかける。等々。
それから、メッサ・ディ・ヴォーチェの復習。曲の中では、掛留音や拍感を出す時に応用します。

曲のほうは、Cipriano da RoreのSignor mio caroの続きの歌詞によるCarità di signore。じっくり取り組んだので⒏小節分しか進みませんでしたが、いい感じになってきました。

イタリアの音楽に取り組むに当たって、歌に即したボウイングが今回の課題です。 まずは、音の立ち上がりを母音・子音を意識したものにするということで、 硬い子音=GBD 柔らかい子音=SF 弾ける子音=PTKなど、発音に即した音をイメージしたボウイングの練習をしました。
次に、Messa di voce(メッサ・ディ・ヴォーチェ):イタリア語で「メッサ」は置く、「ディ・ヴォーチェ」は声を意味します。置きたいところに自在に声を置ける、というような意味なんでしょうか?
4拍伸ばす間、3拍目まではクレシェンド、4拍目でディミヌエンドする練習をしました。 ここでは弓のスピードは変えないで圧力を徐々に強くして音量を上げて、また徐々に下げるというコントロールが重要です。

曲を弾くにあたっての注意点は、歌詞の切れ目やアクセントの位置に合わせたアーティキュレーションで、言葉の意味を音に込める。2分音符はメッサ・ディ・ヴォーチェにするなど。
今回はCipriano da RoreのSignor mio caroだけで時間となってしまいました。歌詞がイタリア語の古語?なので辞書にない単語も出てくるようですが、調べてみるとFrancesco Petrarca(1304年 - 1374年)の詩で英訳がありました。
こちらから英語対訳へのリンク

2022.7.10. 自主練習

全員でバッサーノの3声を数曲やりました。イギリスのマドリガルを元にしたファンタジアとのことです。Iは「いい曲じゃない?」という声もありましたが、個人的にはどの曲もピンとこないです(^^;;;;
後半は4声をひと通り合わせました。

2022.6.19. 自主練習

とりあえず成果発表が終わったのでドイツ音楽は一旦お終いにして、これからはイタリアの音楽に取り組みます。という訳で今日は全曲初見大会でした。
最初に2手に分かれてGiovanni Bassano (ca.1560-1617)のトリオ7曲を全部試してみました。その後2チーム合流で4声の曲を試し、7声の曲をtopパート抜きでやってみました。 バッハに取り組んでいた時はそろそろ別の曲をやりたい(^^;;;とか勝手なことをいっていましたが、2年あまり抱えていられたのはやっぱり曲がすごかったからで、コントラプンクトゥスもリチェルカーレも楽しかったな、などと思ってしまいました。

2022.5.22. レッスン

《個人レッスンメモ》

  • 曲の区切りを見つける。
    区切りごとに場面転換するような気持ちで、ダラダラと弾かないように。
  • 通奏低音でバスに回る箇所について。
    楽譜に書いてあるスタカート以外にも、カデンツの前は音を短く(響きは残す)。 ブリッジ的な動きの時、入りを急がずひと呼吸置く。旋律パートが気持ちよく次のフレーズに入れるように。

2022.4.26. レッスン

いつもですが(^^;;; ずれたり、拍がくずれてどこに合わせていいのかわからなくなる、という事が起こります。皆で拍を共有して、4拍子なら1小節を8つ数える、より正確に弾くためには16数えての練習をしました。8ビート、16ビートというやつです。
他パートの音を聞いて合わせるのでは遅れるので、常に自身でカウントしながら、特に休符で気を抜かないようにとのことです。

《個人レッスンメモ》

  • シャコンヌのリズムでは3拍子の2拍目を重々しく、特にバスパート。メロディー側も1・2拍目がスラーでつながっていても、2拍目の音が抜けないように。
  • フレーズの終わりではちゃんと終止してから、次のフレーズに入る。特に曲調が変わる際は、終止の和音をきっちり鳴らし、あわてて次に入らないよう一呼吸置く。
  • 通奏低音を弾く際、一般的には連続音は短く切り気味に、音階進行はレガートに。また、上パートに合わせるのではなくしっかり弾いて、メロディー側にはその上に乗って自在に歌ってもらう。

2022.4.10. 自主練習

始めに2組に分かれてコントラプンクトゥス3と5を、それから6声のリチェルカーレをじっくりと、最後に全員で久々にコントラプンクトゥス1を練習しました。 特に6声の前回うまくいかなかったまん中あたりをテンポを落として、他のパートをよく聞きながら、拍感を共有するようにじっくり練習しました。途中からantiquaさんに指揮をしてもらいましたが、これだとうまくいくのですよね。成果発表会まであとちょうど2ヶ月です(^^;;;;

2022.3.26. レッスン

約3ヶ月ぶりに再開です。今日は6声のリチェルカーレ1曲に絞って取り組みました。 まずは、拍の感覚を揃えるために8分音符での音階練習をしました。 2手に分かれて、3度で重なるように色々なパターンを試しました。
が、いざ曲に入ると個々のテンポ感がバラバラで、拍がわからなくなる箇所が(^^; 特に付点音符でボウイングがうまくいかなくてリズムが崩れる、自分独自の不正確なリズムで弾くため他のパートと合っていない等々。
あと2ヶ月で指揮(拍を刻んでくれる人)無しで通せるようになるんでしょうか?!

《個人レッスンメモ》

  • できるだけ駒に近いところを、弓のスピードを落として、最大限の音量で弾く練習(圧力の加減を覚えるために)
  • 8分音符・16分音符など弓を早く動かす練習(余計な動きができない速さで弓を動かすことで、変な癖を除くために)
  • 3連符を3回繰り返して、開放弦で行き来する練習(頭の音がUP・Down交互になっても惑わず滑らかに移弦できるように) →開放弦でできるようになったら、音階・3度和音などバリエーションも

曲を弾く時:音を1つ1つ弾くのではなく、フレーズとしてとらえ、聞こえるように滑らかに弾くこと。